アートを巡る島旅★瀬戸内国際芸術祭★

瀬戸内国際芸術祭っていう現代アートの祭典があるんだけど、
アートに興味はある?

アートかぁ芸術より食べ物のほうがいいなぁ。

瀬戸内国際芸術祭には「食」のプログラムもあるよ。

瀬戸内国際芸術祭って言うの長いから、略して「瀬戸芸(せとげい)」って呼ばれているよ。

もくじ

瀬戸内国際芸術祭とは?

瀬戸内国際芸術祭は、アートを道しるべに瀬戸内の島々をめぐる芸術祭です。

かつて、海上交通が主流だった頃、おだやかな瀬戸内海は移動にも停泊にももってこいの場所で、北前船や水軍、石丁場など瀬戸内海や大阪を拠点に人々は動き回っていました。

しかし近代化が進んでくると、海上交通より陸上交通が発達していきました。島は閉ざされたものとして扱われるようになり、島と島の行き来も少なくなっていってしまいました。過疎化や高齢化が進んでいきました。

そこで海の持っていた限りない豊かさや地域の資源や宝物を再発見しようと「アート」が島に入りだしたのです。

アートによって、人と場所、人と人をつなごうというのが「瀬戸内国際芸術祭」なのです。

テーマは『海の復権』『島の元気』。美しい自然と人間が交錯し交響してきた瀬戸内の島々に活力を取り戻し、瀬戸内海が地球上のすべての地域の『希望の海』となることを目指しています。

どの島で開催されているの?

2010年に1回目がスタートし、それ以降3年に1度開催されています。

第1回の瀬戸内国際芸術祭の開催地は、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島 、大島、犬島と高松港周辺でした。

第2回からは、宇野港周辺と春会期に沙弥島、秋会期に本島、高見島、粟島、伊吹島が追加になりました。

次の開催は2022年!

次の開催は2022年です。会期や開催地が発表になったので紹介します。

 会期:春|2022年4月14日ー5月18日、夏|2022年8月5日ー9月4日、秋|2022年9月29日ー11月6日
 開催地:直島 / 豊島 / 女木島 / 男木島 / 小豆島 / 大島 / 犬島 /沙弥島(春)/ 本島(秋)/ 高見島(秋)/ 粟島(秋)/ 伊吹島(秋)/ 高松港・宇野港周辺 / 広域・回遊

開催地は2019年のときと同じだね!

開催地は同じでもアート作品は新しく作るものもあるから、前回見に行った島でもまた違った楽しみがあると思うよ。

常設の作品とその会期しか見られない作品があるんだね。

そう。あとアート作品だけじゃなくて島の人との交流も魅力だよ。
今度、島の様子や瀬戸芸の昔の作品紹介するね。

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